PlayStation5/Xbox Series Xは「4K120Hz」出力に対応

最新のゲーム機「PlayStation5」「Xbox Series X」では、高解像度の4K出力でさらに120Hzの滑らかな映像の出力に対応しました!
しかし4K120Hz出力は、対応したテレビ・ディスプレイじゃないと利用できません。
そこで今回は4K120Hzに対応したテレビをまとめてみたので紹介します!
4K120Hzとはなに?
4K120Hzとは「解像度が4K」と「リフレッシュレートが120Hz」の2つを合わせた意味。
解像度とはディスプレイの粒の細かさのことで、解像度の数値が大きいほど、きめ細かく精細が映像になります。そして4K解像度は、横のドット数が約4000個あることから4Kと呼ばれていて、非常に精細な美しい映像です。
続いてリフレッシュレートとは、1秒間に書き換わるコマのことで、60Hzであれば1秒間に60コマ、120Hzであれば1秒間に120コマ書き換わるという意味になります。そのため60Hzよりも120Hzのほうが2倍滑らかに動く映像になります。
4K120Hz表示のメリット・デメリット
- 対応したゲームでぬるぬる滑らかに動く
- 全てのソフトで120Hzで動作するわけではない
- 対応したテレビの種類が少ない
メリットは120Hzなので、かなり滑らかな動きの映像ができることです。
このスローモーションで比較している映像を見ていただけるとわかやすく、60Hzではカクカクな表示なのに対し、120Hzでは滑らかに動いていますよね。
ただし全てのソフトで120Hzで動作するわけではないのと、対応したテレビが少ないのが欠点です。
【注意】2021年1月時点では、ほぼLGのテレビしか選択肢がない

4K120Hzの特徴を紹介してきましたが、残念ながら2021年1月時点では、ほぼLGのテレビしか選択肢がありません。
一応、SONYの「Z9H」というテレビが4K120Hzに対応してますが、150万円以上するので現実的ではありません…
LGのテレビなら、10万円台で購入できる4K120Hzに対応したテレビもあるので、今4K120Hzに対応したテレビをご希望の方はLGのテレビをおすすめします。というかLGのテレビしかありません…(汗)
4K/120Hz対応「有機ELディスプレイテレビ」一覧

スペック表
OLEDWX | OLEDGX | OLEDCX | OLEDBX | |
---|---|---|---|---|
解像度 | 4K | 4K | 4K | 4K |
HDMI2.1(VRR/ALLM/eARC) | ○ ※VRRは非対応 | ○ | ○ | ○ |
HDMI2.1入力対応ポート | 入力1〜4 | 入力1〜4 | 入力1〜4 | 入力3・4 |
HFR(4K/120Hz) | ○ | ○ | ○ | ○ |
NVIDIA G-SYNC | – | ○ | ○ | ○ |
AMD FreeSync | – | ○ | ○ | ○ |
HGiG | ○ | ○ | ○ | ○ |
映像エンジン | α9 Gen3 | α9 Gen3 | α9 Gen3 | α7 Gen3 |
地上デジタルチューナー数 | 3 | 3 | 3 | 2 |
BS・110度CSデジタル数 | 3 | 3 | 3 | 2 |
BS 4K・110度CS 4Kチューナー数 | 2 | 2 | 2 | 1 |
画面サイズ一覧
OLEDWX | OLEDGX | OLEDCX | OLEDBX | |
---|---|---|---|---|
77インチ | – | – | ○ | – |
65インチ | ○ | ○ | ○ | ○ |
55インチ | – | ○ | ○ | ○ |
48インチ | – | – | ○ | – |
まずは4K有機ELテレビ!8Kテレビを除いた4Kテレビは4つのモデルがあります。
「OLEDWX」だけはVRR(可変リフレッシュレート)などに対応していないので、ゲーム向けとして考えているのなら他の3つのモデルから選んだほうが無難です。
「OLEDBX」は入力ポートが4つあるものの、3と4の2つのポートのみ「HDMI2.1」に対応となるのと、映像エンジンが少し劣るものになります。
4K/120Hz対応「液晶テレビ」一覧

スペック表
NANO91 | NANO86 | |
---|---|---|
解像度 | 4K | 4K |
HDMI2.1(VRR/ALLM/eARC) | ○ | ○ |
HDMI2.1入力対応ポート | 入力3・4 | 入力3・4 |
HFR(4K/120Hz) | ○ | ○ |
NVIDIA G-SYNC | – | – |
AMD FreeSync | ○ | ○ |
HGiG | ○ | ○ |
エンジン | α7 Gen3 | α7 Gen3 |
地上デジタルチューナー数 | 2 | 2 |
BS・110度CSデジタル数 | 2 | 2 |
BS 4K・110度CS 4Kチューナー数 | 1 | 1 |
画面サイズ一覧
NANO91 | NANO86 | |
---|---|---|
86インチ | ○ | – |
75インチ | ○ | – |
65インチ | ○ | – |
55インチ | ○ | – |
49インチ | – | ○ |
続いて液晶ディスプレイのテレビ。2020年モデルでは2種類のみとなりますが、「NANO86」は49インチのみとなるので、それ以上のサイズは「NANO91」になります。
液晶テレビの場合は、どちらも映像エンジンは低いものが採用されているのと、HDMI2.1も3と4の2ポートのみとなります。
ゲーミング推奨モデル「OLED CX」シリーズがおすすめ

- LGがゲーミング推奨モデルとして販売
- 77、65、55、48インチと4サイズの豊富なラインナップ
- 上位映像エンジン「α9 Gen3 AI Processor 4K」を搭載し、美しい映像を実現
- HDMI2.1のVRR/ALLM/eARCすべてに対応
- 入力ポート4ポート全てがHDMI2.1対応
LGの中でも多数のモデルがあって、どれがいいのかわかりにくいのですが、迷ったらLGがゲーミング推奨モデルとして販売している「OLED CX」シリーズがおすすめです。
HDMI2.1のVRR/ALLM/eARCすべてに対応し、画面サイズのバリエーションが豊富。また映像エンジンも上位の「α9」と、申し分ない性能のモデルだと思います!
