
Apple Watchが欲しいけど、種類が多すぎてどれを買ったらいいのかわからない…
Apple Watchは、「ケースの材質」「サイズ」「Cellular」「バンド」などなど、バリエーションが多すぎて悩むんですよね…
今回はそんな方に向けて、Apple Watchの選び方をわかりやすくまとめてみたので紹介します!
価格一覧
44mm (Series 5) | 40mm (Series 5) | 44mm (Series 4) | 40mm (Series 4) | 42mm (Series 3) | 38mm (Series 3) | |
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GPSモデル | 45,800円~ | 42,800円~ | 販売終了 | 販売終了 | 22,800円~ | 19,800円~ |
GPS + Cellularモデル | 56,800円~ | 53,800円~ | 販売終了 | 販売終了 | 33,800円~ | 30,800円~ |
Series 5の登場と同時に、Series 4は販売終了となりましたが、在庫がある店舗なら入手できる可能性もあります。
Series 5は42,800円~となりますが、併売されているSeiris 3は、なんと半額以下の19,800円から購入できます!






Seriesによる主な違い
Series 5は、画面の常時表示に対応
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
画面の常時表示 | ○ | – | – |
Series 5では、念願のApple Watchの画面が常時表示できるように!
これまでのApple Watchは自分の顔のほうに向けたときか、画面かボタンを押したときにしか表示されなかったのが、Series 5では顔のほうに向けてないときでも画面を常時表示できるようになりました。
さらに凄いのが、常時表示させてもバッテリーの持続時間がこれまでと変わらないこと!
これは自分のほうに向けていないときのディスプレイのリフレッシュレートを1Hzまで落とすことにより実現しているとか。






作業中だったり、手が離せないときだと、Apple Watchの画面がつかなくて少し不便だったんですよね~
腕を顔に向けずに、横目で確認したい方はSeries 5がおすすめです!
コンパス機能
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
コンパス | ○ | – | – |
iPhoneでもお馴染みのコンパスがApple Watchでも利用できるようになりました。
方位、傾斜、緯度、経度や高度などをAppele Watchで確認することができます。
またマップアプリでも自分が向いている方向が確認できるようになるので、マップの使いやすさが大きく向上します。
転倒検知機能
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
転倒検知機能 | ○ | ○ | – |
Apple Watch Series 4以降のモデルでは、着用者が転倒した場合にそのことを検知して、必要に応じて緊急通報サービスに自動で連絡する「転倒検知」機能が搭載されています。
Apple Watchを着用した状態で転んだり、倒れたりして、ユーザーが1 分間なんの動きもないことをApple Watchが検知すると、30 秒のカウントダウンが始まり、その間、着用者の手首を叩き続け、警告音を鳴らします。カウントダウンが終わると、自動的に緊急通報サービスに電話をかけてくれます。さらに通話後、着用者の位置情報を緊急連絡先に宛てて送信されます。
実際にこの機能のおかげで命が助かったという事例もあるので、心配な方はSeries 4以降のモデルがおすすめです。
Apple Pay
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
Apple Pay | ○ | ○ | ○ |
Apple Watchで電子決済ができる「Apple Pay」はSeries 3~5全ての機種に対応しています。
クレジットカードを登録して「iD」「QUICPay」で買い物をしたり、「Suica」を登録すればApple Watchを改札でかざすだけで電車に乗れます。
容量の違い
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
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容量 | 32GB | 16GB | 16GB(GPS + Cellularモデル) 8GB(GPUモデル) |
モデルによって容量が異なります。
Apple Watchの容量は主に、アプリや音楽で使われます。
容量が多いほうが音楽データをたくさん保存でき、iPhoneを持たなくても音楽を楽しむことができます。(AirPodsなどのワイヤレスイヤフォンが必用)
チップ
Series 5 | Series 4 | Series 3 |
---|---|---|
S5(64ビットデュアルコアプロセッサ) | S4(64ビットデュアルコアプロセッサ) | S3(デュアルコアプロセッサ) |
W3 Appleワイヤレスチップ |
W3 Appleワイヤレスチップ |
W2 Appleワイヤレスチップ |
Series 5ではプロセッサが「S5プロセッサ」に進化していますが、Series 4の「S4プロセッサ」も、どちらも「S3プロセッサと比べて最大2倍高速」と記載されていたため、Series 5はSeries 4から処理性能的にはほとんど変わっていない可能性があります。
Series 3は「S3プロセッサ」なので、Series 4、5よりも反応が鈍く感じることがあるかもしれません。
ケースサイズの違い
従来のApple Watchは「38mm」と「42mm」の2サイズでしたが、Apple Watch Series 4でフルモデルチェンジを果たし「40mm」と「44mm」にサイズアップして、画面も大きく見やすくなりました。
本体サイズの大きさ、画面サイズの違いしかなく、機能や性能には違いはありません。
(※重量・バッテリーの持ち時間には若干差があります)
またサイズは男性用と女性用というわけではないので、装着感や見た目で選びましょう!
女性で「画面が大きくて見やすい」という理由で「44mm」を選ばれる方もいますし、男性で「邪魔になりにくいほうがいい」という理由で「40mm」を選ばれる方も多いです。
これは家電量販店やApple公式店で実際に見たり、試着してみるのがおすすめ!
Apple Storeアプリで、iPhoneの画面で実物大を表示して確認することもできます。




「GPSモデル」か「GPS+Cellularモデル」か
GPSモデル | GPS+Cellularモデル |
---|---|
iPhoneが近くにないと通信できない | iPhoneがなくても単独で通信できる |
「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」の2種類に分かれていて、Apple Watch単体でモバイル通信できるか、できないかの違いがあります。
「GPSモデル」ではiPhoneと一緒に持ち歩かないと通信することができないため、Apple Watchだけで出かける場合はメールの受信や電話の着信は受けられません。
「GPS+Cellularモデル」はdocomo、au、SoftBankの通信会社と契約することで、iPhoneを自宅に置いたまま出かけても、Apple Watchだけでメールの受信や電話の着信が受けられます。
ただし「GPS+Cellularモデル」はiPhoneとは別に通信費が必要になり、docomoが500円、au・SoftBankが350円の月額使用料が必要になります。
また「GPS+Cellularモデル」のほうが本体価格も高いため、通信費を含めると結構費用が変わってきます。
iPhoneを常に持ち歩くという方は「GPSモデル」で問題ありませんが、仕事や、スポーツ、ジムなどiPhoneを持たずにApple Watchだけで身軽に出かけたいという方は「GPS+Cellularモデル」を選ぶといいと思います。
ケースの材質は4種類
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
アルミニウム | ○ | ○ | ○ |
ステンレススチール | ○ | ○ | – |
チタニウム | ○ | – | – |
セラミック | ○ | – | – |
Series 5では「チタニウム」「セラミック」が追加




チタニウム




セラミック
Series 5では新たに「チタニウム」が追加、昔あった「セラミック」が復活となりました。
ケース素材による特徴
特徴 | |
---|---|
アルミニウム | ・最軽量で疲れにくい ・運動にも最適 |
ステンレススチール | ・艶があり、高級感がある ・最も重く、重い時計が好きな方に向いている ・強度があり、傷がつきにくい |
チタニウム | ・アルミニウムに次いで軽量 ・ステンレススチールより軽量で強度もある ・金属アレルギーが出にくい |
セラミック | ・他にない真っ白なケース ・ステンレススチールの4倍以上の強度 |
ケースの材質による違いをまとめてみました。
最もリーズナブルなアルミニウムですが、最も軽量なので、重さを感じたくない方、運動目的に使いたい方に向いています。
強度と高級感のある「ステンレススチール」と「セラミック」ですが、そこそこ重たいので「軽いのがいいという方」や「運動をされる方」にはあまりおすすめできませんでした。
ところが今回新たに登場した「チタニウム」
チタニウムはステンレススチールよりも高い強度を持っていて、しかもアルミニウムに次いで軽量。
強度と軽さを両立した夢のようなケース素材なんです。
金属アレルギーの方に影響しにくいというのもポイント!
またアルミニウム以外のケースは、サファイアガラスが使われていて画面も頑丈なんです。
バンドの種類
バンドは豊富なバリエーションがあり、自分の気に入ったものを選びましょう。
もしバンド選びに迷って決められない場合は、個人的には「スポーツバンド」がおすすめです!
どのケースにも合わせやすいデザインですし、なんといっても着け心地がいいので、普段使いから運動まで万能に使えます。
ゴム素材なので手を洗うときに水がかかっても大丈夫ですし、気軽に水洗いできるのもポイント!
Apple Watchはバンドが別売りされていることと、交換も簡単にできるので、後から追加購入して楽しめるのもApple Watchの醍醐味です。
ブランドモデル
Nikeモデル
- アルミニウムケース
- Nikeスポーツバンド or Nikeスポーツループ
- Nikeオリジナル文字盤
Nikeということで、スポーツ向けの穴がたくさん空いているデザインのバンドと、Nileらしいかっこいい文字盤が採用されています。
Nikeのバンドはオプションでも販売しているので、標準モデルのApple Watchにも装着できますが、Nikeオリジナル文字盤は標準モデルに追加することができません。
またケースは軽量なアルミニウムのみとなります。
Hermesモデル
高級ブランドの「Hermès」とコラボしたApple Watchです。
標準モデルとの違いは、
- ステンレススチールケース
- Hermèsオリジナルバンド
- Hermèsオリジナル文字盤
Nileモデルと同じで、Hermèsオリジナルのバンドと文字盤が採用されています。
高級感を追求して、ケースはステンレススチールのみとなります。
まとめ
- Series 5は「画面常時表示」「コンパス」が追加
- iPhoneを常に持ち歩く場合「Cellularモデル」は不要
- ケースの材質によって重さや強度が異なる
- ケースサイズは試着して決めよう
- バンドは迷ったらスポーツバンドがおすすめ
- Nike、Hermesにはオリジナルバンド、文字盤を採用
まとめるとこんな感じです!
Apple Watchは販売されているモデルが多くて、最初はどれを買ったらいいのか戸惑いますが、しっかり1つずつ整理しながら考えれて決めましょう。
ただアナログの腕時計と違い、Apple Watchはコンピューターなので、モデルチェンジするごとに性能が上がりますし、新しい機能が付きます。
古くなれば処理速度の不満も出てきたり、最新のOSのアップデートに非対応ということも出てくるので、定期的な買い替えは必要になります。
あえて安いモデルを選んで、定期的に買い替え続けるというのも選択肢の1つだと思います。
ちなみにバンドは初代Apple Watchのものから最新の「Apple Watch Series 5」までどのモデルにも対応しているので無駄にはなりません!
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