最近、IoTと呼ばれるものが注目されていますよね。
IoTとは「Internet of Things」の略で、これまでネットーワークに繋がっていなかったものがネットワークに繋がり、スマートフォンで操作できたり、自動で制御できることを言います。
今回は家庭の家電製品を低予算で手軽にIoT化できるLinkJapanの「eRemote mini」を買ってみたのでレビューしたいと思います!
「eRemote mini」とは

①赤外線リモコンの家電をスマホで操作できるスマートリモコン
「eRemote mini」はスマートリモコンといって、赤外線リモコン対応の家電製品を、スマートフォンやタブレットで操作できるようにする装置です。
手元にリモコンがなくても、スマートフォン1台で設定した機器を全てをコントロールできるようになります。
②外出先からでも家電を操作できる
ネットワークに繋がるため、外出先のスマートフォンからでも家電を遠隔操作することができます。
とくに便利なのがエアコン!
帰る前に遠隔でエアコンをつけることができるので、真冬の寒い日や炎天下の暑い日でも、帰ると部屋が快適な温度になっています。
またエアコンだけでなく、照明やテレビも遠隔でつけられるので、防犯目的でも使えると思います。
③スマートスピーカーと組み合わせると、音声で家電を操作できる
スマートフォンで操作できるだけでも十分メリットはありますが、スマートスピーカーと連携させることで、音声で家電を操作できるようになります。

と言えばテレビがつきますし、少し設定をすれば、



と言って、照明やテレビなど設定した全ての家電を自動で電源を入れることもできます。
「eRemote mini」レビュー
それでは開封していきます!
セット内容
- eRemote mini本体
- 電源用USBケーブル
ワイヤレス接続で使う機器なので、本体と電源供給用のUSBケーブルのみです。
説明書はありませんが、QRコードのついた紙が同梱されていて、これをスマートフォンで読み取ることで、スマートフォン上で説明書が見られます。
外観
本体は円柱型のシンプルなデザインです。
miniという名のとおり、本体はめちゃくちゃ小さいです。
端子は給電用のUSB端子があるだけで、その上にはリセット用のスイッチがあります。
接続
セットアップをしていきます。
接続はとても簡単で、給電用の付属のUSBケーブルを電源に繋ぐだけです。
しかしUSBケーブルしか同梱されていないため、コンセントに繋ぐためのACアダプターが必要になります。
iPhone付属のものでもいけると思います。
設定
まず「eHome」アプリをインストールします。
「eHome」アプリを起動させると、ログイン画面が出ます。
アカウントを持っていない場合は、メールアドレスやパスワードを入力して作成して、ログインします。
「デバイスを追加」を選びます。
登録するデバイス一覧が表示されるので「eRemote mini」を選択します。
「eRemote mini」はWi-Fiに接続する必要があるので、接続するSSIDを選びます。
パスワードを入力して「次へ」を押します。
使う部屋を選んで「完了」を押します。
次に「eRemote mini」で操作する家電を選びます。
まずは「テレビ」を登録してみます。
テレビのメーカーと、リモコンの電源ボタンを押すだけで簡単に登録が終わりました。
設定が終わると、リモコンボタンがiPhoneの画面が表示され、iPhoneで家電製品の操作ができます。
また外出先からも電源を入れられました!
「Echo Dot 第3世代」と連携させてみた
ほぼ同時期に購入したAmazonのスマートスピーカー「Echo Dot 第3世代」と連携させて、音声で家電操作をできるようにしてみたいと思います。
設置
「端末同士をケーブルで繋ぐ必用があるのかな?」と思っていましたが、ケーブルで繋ぐ必用はまったくありません。
どちらもWi-Fiで繋がっているので、ケーブルは必用ないんですね。
僕は隣同士に設置しましたが、離れた場所に設置しても問題ありません。
セットアップ
「Echo Dot」を使うときに必要になる「Alexa」アプリがありますが、これを使って設定します。
「スキル・ゲーム」を選択します。
「LinkJapan eHome」のスキルを探して、インストールします。
スキルをインストールすると、先ほど作成した「eHomeのアカウント」でログインします。
「端末の検出」を選択します。
「eRemote mini」に予め登録したデバイスが表示されるので、「Echo」に連携させたいデバイスを選択して、「デバイスをセットアップ」を押します。
これで完了です!
声で家電操作ができるようになった…!
設定が終わり、早速試してみました。



ピッ
電気がつきました…!



ピッ
テレビの音量が下がりました…!
IoT非対応の家電製品でも、音声で操作できるようになったことに感激です。
家事などで手が離せないときに、声で操作できるのがめちゃくちゃ便利…!
定型アクションで自由にカスタマイズ可能!
標準のままでも必用最低限の操作はできますが、Alexaアプリ内にある「定型アクション」を使うことで、自由な言葉で好きな家電の機能を操作できるように設定することができます。
ただいま | 照明・テレビ・エアコンをオン |
いってきます | 照明・テレビ・エアコンをオフ |
おはよう | 照明・テレビ・エアコンをオン・今日の天気予報を再生 |
おやすみ | 照明・テレビ・エアコンをオフ |
明るくして | 照明を少し明るくする |
暗くして | 照明を少し暗くする |
簡単ですが、僕はこのようにできるようにしました。
設定した家電をまとめてオンオフできるようになったのが便利すぎますね!
また標準のままだと、「照明を明るくして」と言わないといけなかったのが、Alexaアプリを使い自分で言葉を設定することで、「明るくして」と簡単な言い方で動作するようになりました。
テレビも「音量下げて」に簡単にしようと思ったのですが、「音量下げて」はAlexa自体のスピーカーの音量が下がるので、テレビはやめました。
まとめ
- ローコストで持っている家電をIoT化できる
- スマートスピーカーと組み合わせると新世界
- Alexaアプリで自由にカスタマイズできる
最初はあまり興味のなかったスマートスピーカーですが、「eRemote mini」と組み合わせることで、現在使っている家電が音声でコントロールできるようになってかなり気に入っています。
最初からIoTに対応した家電製品も出てきてはいますが、あまり安くないので、5000~6000円ほどで購入できて赤外線リモコン対応の家電が手軽にIoT化できる「eRemote mini」はかなりお得だと思いました!
またAlexaアプリで自由にカスタマイズできるので、自分好みに操作できるのもポイント!






