2019年3月、新しく「iPad (2019)」と「iPad mini (2019」が登場しました!
iPadのラインナップも増え、現在では「iPad Pro 12.9」「iPad Pro 11」「iPad Air」「iPad mini」「iPad」と5種類ものiPadから選べるようになりました。
そしてこのラインナップを見て気になったのが、

そこまで大きな価格差もありませんし、機能もほとんど同じようにも思います。
そこで今回は、「iPad Air」と「iPad」で迷われている方向けに、両機種の違いを徹底比較してまとめてみました!
「iPad(2018)」と「iPad Air(2019)」の違い
価格表
モデル | iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|---|
32GB | – | 37,800円 (52,800円) |
64GB | 54,800円 (69,800円) |
– |
128GB | – | 48,800円 (63,800円) |
256GB | 71,800円 (86,800円) |
– |
hosoku内は「Wi-Fi + Cellularモデル」の価格です。[/hosoku]
それぞれ選べる容量が異なり、iPad Airは「64GB」「256GB」、iPadは「32GB」「128GB」と、iPad Airのほうが大容量となっています。
価格は一番小容量のもの同士で比べると、17,000円の差となりますが、容量が2倍違うのでそのことを考えるとそこまで価格差は大きくありません。
画面サイズ・本体サイズの違い
モデル | iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|---|
画面サイズ | 10.5インチ | 9.7インチ |
高さ | 250.6 mm | 240 mm |
幅 | 174.1 mm | 169.5 mm |
厚さ | 6.1 mm | 7.5 mm |
重量 | 456 g (464 g) |
469 g (478 g) |
hosoku内は「Wi-Fi + Cellularモデル」の重量です。[/hosoku]
画面サイズは変わらないようにも見えますが、「iPad Air」のほうが画面サイズが1.2インチ大きいので表示できる情報量が少し増えます。
それに伴い、本体の高さ、幅も大きくなります。
ところがAirの名を背負うだけあって、厚さが6.1mmと薄いため、iPadよりも薄く、重さもiPadより少し軽くなっています。
ディスプレイの違い
モデル | iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|---|
画面サイズ | 10.5インチ | 9.7インチ |
解像度 | 264ppi 2,224 x 1,668ピクセル |
264ppi 2,048 x 1,536ピクセル |
耐指紋性撥油コーティング | ○ | ○ |
フルラミネーションディスプレイ | ○ | – |
反射防止コーティング | ○ | – |
ProMotionテクノロジー | – | – |
広色域ディスプレイ(P3) | ○ | – |
True Toneディスプレイ | ○ | – |
画質は「フルラミネーションディスプレイ」や「反射防止コーティング」「広色域ディスプレイ(P3)」「True Toneディスプレイ」などを搭載しているiPad Airのほうが優れています。
だからといって「iPad」でも十分高画質なので、見比べなければそこまで気になることはないと思います。
リフレッシュレートを60Hzから120Hzに倍増させて、動きのある表示を滑らかにする「ProMotionテクノロジー」という機能は残念ながら、iPad、iPad Airには搭載されていません。この機能は「iPad Pro」のみに採用されている機能です。
処理性能の違い
iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|
A12 Bionic | A10 Fusion |
「iPad Air」には、iPhone XS/XS Max/XRと同じ「A12 Bionic」チップが搭載されているので、一昔前のチップの「iPad」よりも高い処理性能を持っています。
動画編集などを行う予定で「iPad」の性能だと少し心配という方は「iPad Air」がおすすめです。
Apple Pencilは両機種とも対応
モデル | iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|---|
Apple Pencil (第1世代) | ○ | ○ |
Logicool Crayon | ○ | ○ |
両機種とも「Apple Pencil (第1世代)」に対応しているので、iPadでイラストを楽しんだり、ノートを取ったりすることができます。
iPad Proの「Apple Pencil (第2世代)」ではなく、「Apple Pencil (第1世代)」のみ対応なので購入されるときはご注意を!
またApple Pencilよりもリーズナブルな「Logicool Crayon」にも対応しています。
Airは「Smart Keyboard」に対応
モデル | iPad Air(2019) | iPad(2018) |
---|---|---|
Smart Keyboard | ○ | – |
Bluetoothキーボード | ○ | ○ |
「iPad Air」はiPad専用のキーボード「Smart Keyboard」に対応しています。
普段はディスプレイカバーとして使えて、開くとキーボードとして利用できます。またキーボードは「Smart Connector」で直接接続されるので、ペアリングや充電は不要です。
「iPad」のほうは「Smart Keyboard」には対応していませんが、iPhone、iPadはBluetoothキーボードが使えるので、同じように使うこともできます。
「iPad」「iPad Air」どっちが向いているか?
「iPad」がおすすめの方
- 価格を抑えたい
- ネットサーフィンや電子書籍などが中心で重たい作業はあまりしない
- Smart Keyboardではなく、Bluetoothキーボードを使う
iPadのモデルの中で最も安い37,800円で購入できるのでコスパはかなりいいです。
「iPad Air」や他の機種よりも性能面では劣りますが、動画編集や重たいゲームアプリを使わなければ、気になることはありません。
またエントリーモデルではありますが、「Apple Pencil」にもしっかり対応しているのもポイント!
「Smart Keyboard」には対応していませんが、Bluetoothキーボードは好きなものが利用できるので、カバー一体型のBluetoothキーボードを利用すればSmart Keyboardのように使うことも可能です。






「iPad Air」がおすすめの方
- 動画編集や重たいゲームなどを使うことがある
- 少しでも画面が大きく、高画質なほうがいい
- ストレージ容量256GBを選びたい
- Smart Keyboardを使いたい
iPhone XS/XS Max/XRと同じ「A12 Bionic」チップが搭載されているので、「iPad」よりも高い処理性能を持っています。
動画編集など重たい作業を行う予定で「iPad」の性能だと少し心配という方は「iPad Air」がおすすめです。
また「iPad」よりも画面が大きくて高画質だったり、「Smart Keyboard」が利用できたり、256GBの大容量のストレージが選べるので、「iPad」よりもできることが増えます。






まとめ
- 少しでも重たい作業をする方は「iPad Air」
- インプット作業中心でリーズナブルに済ませたいなら「iPad」
「iPad」はエントリーモデルで、「iPad Air」はiPadとiPad Proの中間クラスのiPadということがわかりました。
大きな違いは「画面サイズ」と「処理性能」と「Smart Keyboard対応の有無」ですね。
「iPad Air」のほうが、処理性能に余裕がありますし、「Smart Keyboard」も使えるので、iPadで色んなことをしてみたい方は「iPad Air」を選ばれるといいと思います。
逆に、ネットサーフィンや電子書籍などが中心で、そこまで重たいアプリを使うことがない方は「iPad」でも十分満足できると思います。



