現在では「iPad」「iPad Air」「iPad mini」「iPad Pro (11インチ)」「iPad Pro (12.9インチ)」の5種類のモデルのiPadが併売されています。
これだけモデルがあるとどれを選んだらいいのか難しいですよね…

「iPad」「iPad Pro」「iPad Air」「iPad mini」の違い


iPad Pro 11 (第3世代) |
iPad Pro 12.9 (第5世代) |
iPad Air (第4世代) |
iPad (第8世代) |
iPad mini (第5世代) | |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 普通 | 大きい | 普通 | 普通 | 小さい |
画面性能 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
処理性能 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
カメラ |
12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ |
12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ | 12MP広角カメラ | 8MP広角カメラ | 8MP広角カメラ |
生体認証 | 顔認証 | 顔認証 | 指紋認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
充電端子 | USB-C (Thunderbolt) | USB-C (Thunderbolt) | USB-C | Lightning | Lightning |
スピーカー | 4スピーカー | 4スピーカー | 2スピーカー (横向き) | 2スピーカー | 2スピーカー |
Apple Pencil | 第2世代 | 第2世代 | 第2世代 | 第1世代 | 第1世代 |
キーボード |
Magic Keyboard Smart Keyboard Folio Bluetoothキーボード |
Magic Keyboard Smart Keyboard Folio Bluetoothキーボード |
Magic Keyboard Smart Keyboard Folio Bluetoothキーボード |
Smart Keyboard Bluetoothキーボード | Bluetoothキーボード |
価格 (税込) | 94,800円〜 | 129,800円〜 | 69,080円〜 | 38,280円〜 | 50,380円〜 |
まず簡単にざっくりとまとめてみました!
下で詳しく解説していきますが、この表だけでも大体の特徴は掴めると思います。
iPad本体価格一覧(税込)
モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
32GB | – | – | – | 38,280円 (54,780円) | – |
64GB | – | – | 69,080円 (85,580円) | – | 50,380円 (66,880円) |
128GB | 94,800円 (112,800円) | 129,800円 (147,800円) | – | 49,280円 (65,780円) | – |
256GB | 106,800円 (124,800円) | 141,800円 (159,800円) | 87,780円 (104,280円) | – | 69,080円 (85,580円) |
512GB | 130,800円 (148,800円) | 165,800円 (183,800円) | – | – | – |
1TB | 178,800円 (196,800円) | 213,800円 (231,800円) | – | – | – |
2TB | 226,800円 (244,800円) | 261,800円 (279,800円) | – | – | – |
最も安いものは38,280円から購入できますが、一番高いものはなんと279,800円とパソコン並みの価格のiPadもあります。
Wi-Fiのある環境でしか通信ができない「Wi-Fiモデル」と、iPhoneと同じように通信会社を利用して外でも通信できる「Wi-Fi + Cellularモデル」があり、「Wi-Fi + Cellularモデル」は1.5〜2万円ほど金額が高くなります。



画面サイズ・本体サイズの違い


モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 11インチ | 12.9インチ | 10.9インチ | 10.2インチ | 7.9インチ |
高さ | 247.6 mm | 280.6 mm | 247.6 mm | 250.6 mm | 203.2 g |
幅 | 178.5 mm | 214.9 mm | 178.5 mm | 174.1mm | 134.8 mm |
厚さ | 5.9 mm | 6.4 mm | 6.1 mm | 7.5 mm | 6.1 mm |
重量 (Wi-Fiモデル) | 466 g | 682 g | 458 g | 490 g | 300.5 g |
重量 (Cellularモデル) | 468 g | 684 g | 460 g | 495 g | 308.2 g |
最も大きなのがiPad Proの「12.9インチ」、最も小さいのがiPad miniの「7.9インチ」となり、モデルによって画面、本体サイズが大きく異なります。
iPadの標準サイズとも言える10.2~11インチのiPadは、どんな作業にも使いやすいちょうどいい万能なサイズで、まだiPadの使い道がはっきりされてない方や、様々な使い方を考えている方には、このサイズのiPadをおすすめします。
最も大画面の「iPad Pro 12.9インチ」は、自宅ので使用がメインの方や、大画面で動画編集やイラスト描きたい方に人気。
「iPad mini」は携帯しやすいサイズなので、外出先でも気軽に使たい方におすすめです。
ロック認証方式の違い


Face ID (顔認証) | Touch ID (指紋認証) |
---|---|
iPad Pro 11 (第3世代) iPad Pro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) iPad (第8世代) iPad mini (第5世代) |
iPad Proの2機種のみ「TrueDepthカメラ」が搭載され、iPhoneと同じように「Face ID」で顔認証ロック解除ができます。
またiPadの「Face ID」は本体を横向きにしても動作するので、「Magic Kyeboard」「Smart Keyboard Folio」などのキーボード接続して使用するときでも使えます。
それ以外の機種は従来と同じ「Touch ID」で、ホームボタンに指を当てて指紋でロック解除となります。
「iPad Air (第4世代)」はホームボタンがないので「Face ID」なんじゃないかと思いきや、トップボタンに「Touch ID」が搭載されています。「Face ID」は非搭載なので注意です。
ディスプレイの違い


モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 11インチ | 12.9インチ | 10.9インチ | 10.2インチ | 7.9インチ |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
最大輝度 | 最大輝度600ニト |
最大輝度600ニト 最大輝度1000 (フルスクリーン) 最大輝度1600 (HDR、ピーク時) | 最大輝度500ニト | 最大輝度500ニト | 最大輝度500ニト |
耐指紋性撥油コーティング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
フルラミネーションディスプレイ | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
反射防止コーティング | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
ProMotionテクノロジー | ○ | ○ | – | – | – |
広色域ディスプレイ(P3) | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
True Toneディスプレイ | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
ディスプレイサイズだけでなく、ディスプレイの性能も異なります。
とくに「iPad (第8世代)」は他の機種よりもコストを抑えたディスプレイとなるので、見やすさや画質も劣ってしまいます。
周りの環境に合わせてディスプレイの色味を自動で調整する「True Toneディスプレイ」がなかったり、「フルラミネーションディスプレイ」ではなくディスプレイの表示が少し奥まって見えたりしてしまうので、画質を求める方は「iPad (第8世代)」以外の機種を選んだ方がいいと思います。(※並べて比較しなければ「iPad (第8世代)」の画質も気にならないという声も多くあり)
あと選ぶ際に重要になるのが、iPad Proの2機種のみに特別に採用されている「ProMotionテクノロジー」です。
これはリフレッシュレートを60Hzから最大120Hzにすることで、動きのある表示を一段と滑らかに表示する機能。





処理性能の違い


iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) | |
---|---|---|---|---|---|
チップ | M1チップ | M1チップ | A14 Bionic | A12 Bionic | A12 Bionic |
メモリ容量 | 8GBまたは16GB | 8GBまたは16GB | 4GB | 3GB | 3GB |
iPad Proには、MacBookなどと同じ「M1チップ」が搭載され、メモリ容量も同等の容量になったので、ほぼパソコンと言っていいほど高性能になりました。
ただ処理性能は、最も安価な「iPad (第8世代)」でも、そこそこ高速な「A12 Bionic」が搭載されているので、個人的には動画編集などの高度な使い方をしなければ、正直どのモデルを選んでも処理性能で不満に感じることは少ないと思います。
カメラ性能の違い


モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
アウトカメラ |
広角:12MP 超広角:10MP |
広角:12MP 超広角:10MP | 広角:12MP | 広角:8MP | 広角:8MP |
フロントカメラ | 12MP | 12MP | 7MP | 1.2MP | 7MP |
LiDARスキャナ | ○ | ○ | – | – | – |
iPad Proはデュアルレンズのカメラになり、最新のiPhoneでも採用されいてる「超広角」のレンズが搭載されています。
普通では後ろに何歩も下がらないと写真に納まりきらない風景写真が撮れたりできます。
あとはインカメラの解像度が「iPad (第8世代)」のみ「1.2MP」と他の機種よりも少ないので、自撮りやテレビ電話を多くされる場合は、それ以外の機種を選んだ方が無難かもしれません。
また余談ですが、iPad ProにはAR技術に活かされる「LiDARスキャナ」も搭載されています。現状ではほとんど出番がないのであまりこれは気にしなくていいかな?
充電端子、バッテリー持続時間


モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPadPro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
充電端子 | USB-C (Thunderbolt / USB 4対応) | USB-C (Thunderbolt / USB 4対応) | USB-C | Lightning | Lightning |
バッテリー(Wi-Fi利用) | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
バッテリー(Cellular利用) | 最大9時間 | 最大9時間 | 最大9時間 | 最大9時間 | 最大9時間 |
iPad Proの2機機種と、iPad Airにのみ、「USB-C」ポートが採用されています。
Phoneと充電器を共有することはできなくなりましたが、代わりに同じUSB-Cポートを搭載したMacBook/MacBook Proと同じ充電器を共有できるようになっています。
またUSB-Cを採用したことにより、パソコンみたいにUSB機器と接続できるようになり、デジカメと直接繋いで写真をiPadに取り込んだり、有線のキーボードを繋いだりなんてこともできるようになりました。
バッテリー持続時間は、どの機種も最大10時間となっているので、ほとんど差はありません。
対応するApple Pencilの違い


Apple Pencil (第2世代) | Apple Pencil (第1世代) |
---|---|
iPad Pro 11 (第3世代) iPad Pro 12.9 (第5世代) iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) iPad mini (第5世代) |
現在販売されているiPad全モデルで「Apple Pencil」が利用できるようになりました。
ただしモデルによって使用できるApple Pencilが異なるので注意です。
iPad Pro、iPad Airでは最新の「Apple Pencil (第2世代)」に対応で、本体の側面にくっつけるだけで充電できたり、持ち手でのタップ操作でペン種類を変えられたりと、使い勝手が大きく向上しています。
それ以外の機種は「Apple Pencil (第1世代)」に対応。
使い勝手以外の性能は「Apple Pencil (第1世代)」でもほとんど変わりませんが、充電方法が少し面倒です。
対応キーボードの違い


モデル | iPad Pro 11 (第3世代) | iPad Pro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|---|
Magic Keyboard | ○ | ○ | ○ | – | – |
Smart Keyboard Folio | ○ | ○ | ○ | – | – |
Smart Keyboard | – | – | – | ○ | – |
Bluetoothキーボード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
iPad Pro、iPad Airは「Smart Keyboard Folio」、iPad は「Smart Keyboard」に対応しています。
さらにiPad Pro、iPad Airでは、トラックパッドを搭載した「Magic Keyboard」にも対応で、MacBookに近い使い方も可能です。
また全ての機種がBluetoothキーボードに対応しているので、Smart Keyboard、Magic Keyboardに対応していないiPad miniでも、他の機種と同じようにキーボードを使って入力することができます。
Bluetoothキーボードは、Mac用のキーボード「Magic Keyboard」が使えたり、折りたたみキーボードなど、自由なキーボードが使えるのがポイント!
スピーカーの違い


iPad Pro 11 (第3世代) | iPad Pro 12.9 (第5世代) | iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | iPad mini (第5世代) |
---|---|---|---|---|
4スピーカー | 4スピーカー | 2スピーカー (横向き) | 2スピーカー | 2スピーカー |
iPad Proの2機種には、上下左右4つのスピーカーが搭載!
より迫力のある音が再生できるだけでなく、縦横どちらの向きでも画面の左右からステレオで再生してくれるのがポイント。
iPad Airは、本体を横向きにした時に左右に来る位置にスピーカーが搭載されているので、横向きで動画を視聴するときに左右から音が流れます。
「iPad」「iPad Pro」「iPad Air」「iPad mini」どれがおすすめか
「iPad Pro 12.9インチ」がおすすめの方


- 大画面かつ、超キレイなmini LEDディスプレイで動画や写真を楽しみたい方
- イラストや、動画編集を本格的にされる方
- ノートパソコンの代わりに使いたい方
- 自宅での使用がメインまたは、このサイズでも持ち運びが苦にならない方
最先端の機種が使いたい方や、iPadでクリエイティブな作業をしたいという方は最新の「iPad Pro」がおすすめです。
iPhoneでも採用されている「Face ID」で顔認証ロック解除ができますし、本体ギリギリまで広がったディスプレイは没入感がすごいです。
12.9インチというノートパソコンに並ぶ画面サイズは、大きめの雑誌をほぼ原寸大で表示させることができたり、イラストを描くときも快適そのもの。
「Apple Pencil(第2世代)」も本体にくっつけて充電できるようになり、使い勝手が大きく向上しています。
またiPad Proにのみ搭載されている「ProMotionテクノロジー」という機能により、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから120Hzに向上にするため、Apple Pencilの描き心地がさらに向上しています。
さらに2021年モデルから、12.9インチモデルのみミニLEDを使ったディスプレイ「Liquid Retina XDRディスプレイ」を採用。暗い部分と明るい部分を細かいLEDのバックライトで制御することができるので、映像をより忠実に再現することができます。



「iPad Pro 11インチ」がおすすめの方


- 持ち運びもしやすくて、高スペックiPadがほしい方
- イラストや動画編集をされる方
- Magic Keyboardを装着してパソコンライクな作業をしたい方
「iPad Pro 12.9インチ」と画面サイズ以外はまったく一緒ですが、持ち運びを頻繁にされる方や、12.9インチは大きすぎると考えている型は「iPad Pro 11インチ」がおすすめです。
値段はディスプレイ以外同じ性能の12.9インチモデルよりも安く購入できます。



「iPad Air」がおすすめの方


- iPad Proの性能は持て余しそうで、少し価格を抑えたい方
- 指紋認証でロック解除したい方
- Magic Keyboardを装着してパソコンライクな作業をしたい方
iPad Proよりも少し性能と価格を抑えた、コスパのいいモデル。
Face IDはないものの、フルディスプレイで画面サイズが大きく、さらに「Apple Pencil (第2世代)」や「Magic Keyboard」「USB-C」といった、これまでProの特権だった機能にも対応。
それにも関わらず価格はProよりも数万円安く購入できてしまう高コスパなiPadです。
ただしストレージは、64GBの次は256GBしかなく、価格が大きく上がってしまい、iPad Pro 11インチの128GBに価格が近くなるので、128GBが欲しい場合はProもおすすめです。
唯一Proに劣るのが、画面の動きのある表示を滑らかにする「ProMotionテクノロジー」がないことと、スピーカーが2つという点でしょうか。「ProMotionテクノロジー」はApple Pencilが書きやすくなったという声もあるので、イラストなどApple Pencilを本格的に使われる方は「iPad Pro」のほうがいいかも?



「iPad」がおすすめの方


- 初めてiPadを購入するけど、まだどんな使い方をするか決まってない方
- 価格を抑えたい方
一番安いものなら40000円以下で購入できる最もリーズナブルなエントリーモデルの「iPad」
エントリーモデルではありますが、動画編集やイラストなどを本格的に使いたいという方でなければ、このiPadで困ることはほぼないと思っています。
チップは他のモデルには劣るものの十分高速な「A12 Bionic」を搭載していますし、「Apple Pencil」や「Smart Keyboard」も使えます。
iPadを初めて購入するけど、まだどんな使い方をしたいのか決まってない方は、とりあえずこのiPadを買って、もしもっと高度な使い方がしたくなったりしたときに、後から上位モデルを検討するのもいいんじゃないかなと思います。



「iPad mini」がおすすめの方


- コンパクトで持ち運びがしやすいのがいい方
- Apple Pencilと合わせて、手帳っぽく使いたい方
iPadの中で最もコンパクトなモデルなので、持ち運びが多い方や、iPhoneのように外でも気軽に使いたい方に向いています。
2019年3月に久しぶりにモデルチェンジが行われ、最新の「A12 Bionic」が搭載されスペックが大きく向上したり、「Apple Pencil」にも対応したので、miniという名前ですが、中身はまったくminiじゃないモデルとなりました。



「Wi-Fiモデル」か「Wi-Fi + Cellularモデル」


iPadには全モデルで、「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + Cellularモデル」の2種類が用意されています。
「Wi-Fiモデル」は名前の通り、Wi-Fi通信しかできないモデルで、自宅のWi-Fiや、カフェなどのフリーWi-Fi、モバイルルーターを利用して通信します。
「Wi-Fi + Cellularモデル」は、iPhoneのように通信会社と契約することで、外でも単独で通信することができます。
あとモバイル通信に繋げるだけでなく、Wi-Fi + Cellularモデルにのみ「GPS」が搭載されているので、カーナビやGPSを使ったゲームなどを使われる場合は「Wi-Fi + Cellularモデル」をおすすめします。
通信モデル | おすすめの方 |
---|---|
Wi-Fiモデル | 自宅での使用が多い 外ではiPhoneのテザリングやモバイルルーターを利用して通信する 本体価格を抑えたい 通信費を抑えたい |
Wi-Fi + Cellularモデル | 外で頻繁に使う テザリングやモバイルルーターは面倒 GPSを利用してカーナビなどを使いたい |
外での通信をそこまで頻繁に行わないということであれば、「Wi-Fiモデル」でいいと思います。
またiPhoneを持っていれば、連携して簡単にテザリングで通信することもできます。
スマートフォンのように外で頻繁に使う場合は、「Wi-Fi + Cellularモデル」がおすすめです。
「Wi-Fiモデル」でもiPhoneを持っていればテザリングで繋ぐこともできますが、接続するのに多少の操作が必要なので、スマートフォンのように気軽には使いづらいです。
ストレージ容量の選び方


iPhoneと同じで、iPadにもストレージ容量のバリエーションがあります。
「32GB」からの容量があり、多いものではなんと「1TB」のモデルもあるんです。
容量 | おすすめな方 |
---|---|
32GB 64GB | アプリや写真、動画はほとんどいれない方 データはクラウド上に保存して管理する方 |
128GB 256GB | アプリや、音楽、写真をそこそこ入れたい方 |
512GB 1TB 2TB | 動画の保存や、動画編集を行う方 |
写真や音楽をそこまでたくさん保存しない方や、データをクラウド上に保存して管理する方なら、32GB、64GBでいいと思いますが、そこそこに保存したり、長く使う予定の方は、128GB/256GBをおすすめします。
512GB以上のパソコン並みの容量のモデルもありますが、こちらは動画をたくさん保存したり、動画編集をされる方でなければ選ぶ必要はほぼないと思っています。



まとめ
- 「iPad Pro」…高スペックかつ、FaceID、ProMotionテクノロジーが欲しい方
- 「iPad Air」…高性能がいいけどProは持て余しそうで、少し価格を抑えたい方
- 「iPad mini」…コンパクトで持ち運びしやすいのがいい方
- 「iPad」…初めてiPadを購入する方、価格を抑えたい方
モデルがたくさんあって悩みますが、自分がiPadでどんな使い方をしたいのかを1つ1つ整理していくと、自分に合ったモデルのiPadが見えてきます。


