2021年9月に新型の「iPhone 13シリーズ」が発売されましたが、僕は今回「iPhone 13 Pro」を購入しました。
発売日に購入して10日以上使用したのでレビューします!

iPhone 13 Proの特徴


- A15チップで超高性能
- シネマティックモードで、背景をぼかした映画のような動画撮影
- Proのズームレンズが4倍→6倍に
- マクロモードで小さいものを繊細で緻密な撮影
- Pro Maxのみだったビデオの「センサーシフト光学式手ぶれ補正」が全モデルに採用
- 最大120Hzのリフレッシュレートの「ProMotionテクノロジー」
- バッテリー持続時間がビデオ再生で最大22時間(12 Proは17時間)
外観も、目立った機能も、そこまでiPhone 12シリーズからなさそうにも思いますが、細かな部分が結構進化しています。
注目なのは、「シネマティックモード」や「マクロモード」が使えるようになったカメラと、画面のリフレッシュレートを上げる「ProMotionテクノロジー」ですね!
iPadマニアが「iPhone 13 Pro」を選んだ理由


- これまで使っていたiPhone 12 miniのバッテリーが持たなくて、バッテリー持ちのいい機種にしたかった
- iPadと併用するため、今回はMaxの画面サイズまでは必要ないと判断
- iPad Proでお馴染みのProMotionテクノロジーでぬるぬる動く
これまでは「iPadと併用すれば、iPhoneは小さいiPhone 12 miniがいい」と思って愛用。
しかし、バッテリー持続時間が他の機種よりも短いminiでは夕方くらいには充電が必要になったり、長時間使ったときに「もう少し画面サイズがほしい」と思うこともしばしばあり、今回は「iPhone 13 Pro」を選びました。
また、iPad Proで大好きな機能1つの「ProMotionテクノロジー」がiPhone 13 Pro/Pro Maxに採用されたのも理由の1つです。
iPhone 13 Proの外観写真


色は「グラファイト」をチョイス。
スペースグレイに近い、落ち着いた色でかっこいいです。


Pro/Pro Maxの素材には、ステンレススチールが使われていて、艶があり高級感を感じます。
カメラが巨大化


iPhone 12 Proとほとんど同じ形状ですが、カメラがさらに巨大化。
本体の横幅の半分くらいカメラが占めている…(笑)


レンズの段差もあり、裸のまま使用すると、レンズに傷がつきそうなので、ケースは使った方が安心ですね。


画面上部の切り欠き(ノッチ)が少しですが小型化されて、スピーカーの穴もノッチの上に移動。
ただし「ほんの少し小さくなったような?」という程度なので、そこまで期待しないほうがいいと思います。
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6.1インチなので、Maxじゃなくても大画面


iPhone 12で、5.8インチから6.1インチにサイズアップ。
6.1インチとなると、画面は結構大きく感じます。
電子書籍の漫画を読んだりなど、タブレットに近い使い方をしたい方はMaxのほうがいいかもしれませんが、ほとんどの方はこのサイズでも満足できるのではないでしょうか。


持ちやすさは、5.8インチのiPhoneも長く愛用していたので、意外とすぐ慣れました。
簡単な操作くらいであれば片手でも操作できます。
12 Proから厚みが少し増して、重量も重くなった


縦横のサイズはiPhone 12 Proと同じですが、厚みが増したのと、重量が187 g→ 203 gに重くなっています。
バッテリー容量がさらに大きくなったのが影響しているのだと思いますが、手に取ると「ズシッ」と結構重く感じます。
長時間使ったときに、正直、手の疲れを感じることがありました。
iPhone 13なら同じサイズでも、アルミボディでProよりも30gも軽量なので、軽さを重視するならノーマル13がおすすめです。
マクロモードでの撮影がなかなか楽しい




iPhone 13 Proシリーズには、被写体から数cmの近さで撮影ができる「マクロモード」が追加されました。
これにより、肉眼では確認しづらいものを繊細に撮ることができるのですが、これがなかなか楽しい!
試しに、冷蔵庫から取り出したばかりの、飲むヨーグルトの「R-1」を極限まで近づいて撮影。
肉眼では「濡れているな」程度だと思っていた水滴が、めちゃくちゃ細かく大量に写って衝撃!



写真、動画はやっぱり綺麗


写真は、iPhone 12シリーズでも十分すぎるほど綺麗でしたが、レンズのF値がさらに低くなったことで、より明るく撮れるようになったり、iPhone 12 Pro Maxのみだった「センサーシフト光学式手ぶれ補正」が全モデルに採用され、手ぶれも抑えられるようになりました。
iPhone 13 Proのズームレンズは「6倍」になり、以前のものよりも大きく写せるので、より使いやすくなった感じがします。
ProMotionテクノロジー採用で、iPad Pro並にぬるぬる動く!目も疲れにくい気がする
最大120Hzの「ProMotionテクノロジー」により、ページのスクロールなどの動きのある表示が滑らかでぬるぬる動きます!
iPad Pro使用後に従来のiPhoneを使うと、カクカクに感じてしまっていたのですが、iPhone 13 Proなら、iPad Pro使用後のこれまでの違和感がなくなりました。
またiPhoneのProMotionテクノロジーは、可変式で、必要なときだけフレームレートを上げて、必要ないシーンではフレームレート落とすので、バッテリーが無駄に消費しない工夫もされているようです。
バッテリー持ちが最高、モバイルバッテリーの出番激減


バッテリーは、ビデオ再生で最大22時間となっているため、すこぶる持ちがいいです。
寝るときだけ充電するスタイルで10日間使ってみましたが、途中で充電したことは一度もありません。
iPhone 12 miniのときは、モバイルバッテリーで夕方には途中で充電していたので、充電の手間やモバイルバッテリーをほとんど持ち歩くことがなくなり快適。
「ProMotionテクノロジー」の搭載により、バッテリー持ちを心配していましたが、心配する必要はほぼないどころか、意外にもめちゃめちゃ持ちます。
まとめ
- ProMotionテクノロジーが最高で、目の疲れも減った気がする
- バッテリー持ちがよくて、モバイルバッテリーをあまり持ち歩かなくなった
- カメラは文句なしの画質で、マクロモードがお気に入り
- 重量が増し、長時間使うと腕が疲れてくる
昨年から片手での操作が快適なiPhone 12 miniを使ってきましたが、長時間使用するときの画面サイズの物足りなさや、バッテリーが足りないこともあり、今回は「iPhone 13 Pro」に変えてみました。
miniよりも片手では操作しづらくなりましたが、iPhone X以降からこのくらいのサイズのiPhoneを愛用していたこともあり、意外と自然に使えました。
あとやはり「ProMotionテクノロジー」が最高です。
iPad Proと併用して使ったときの、違和感もなくなりましたし、滑らかに動くので目の疲れも減ったように感じます。
カメラなどの進化もありますが、個人的には「ProMotionテクノロジー」とバッテリーの持ちだけで変えて大満足です。