【必見】iPhoneを手放す(売却)前に必ずやるべき10のこと

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iPhoneは2、3年使った機種でも大切に使っていれば、なかなかのいい金額で売却できますよね。

新しい機種を買うときに古い機種を下取りに出してもお得に購入する方も多いと思います。

しかし手放す前にやっておかないといけないことも多く、誤ってしまうと、個人情報が残ったまま譲渡してしまったり、下取り価格が著しく下がることもあります。

今回は、iPhoneを手放すiPhoneを手放す(売却)前に必ずやるべき10つのポイントをまとめてみました!

ケン編集長
売却する方は必見です
目次

①「Apple Watch」とのペアリングを解除

「Apple Watch」を一緒に使っていたら、手放すiPhoneとのペアリングを解除しておきましょう。

  1. 「Watch」アプリを開く
  2. 「ペアリングさせているApple Watch」を選択
  3. 「Apple Watchとのペアリングを解除」を選択

②最新のiOSにアップデート

古いバージョンのままバックアップを取ると、新しいiPhoneへの復元がうまくいかない可能性もあるため、最新のiOSのバージョンにアップデートしましょう。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「ソフトウェア・アップデート」を選択

③iPhoneのバックアップ

iPhoneからiPhoneへの機種変更する場合は、バックアップを利用することで、ほとんど同じ状態のままデータの移行ができます。
電話帳やメールはもちろんのこと、アプリや着信履歴や本体の設定状況など、ほぼ全てのデータを移せるので、必ずバックアップを取りましょう。

バックアップには2通りの方法があります。

iCloudを利用してバックアップする方法

パソコン不要でiPhoneのみでバックアップを取る方法です。

Appleのクラウドサービス「iCloud」上にiPhoneのバックアップデータをアップロードし、新しいiPhoneにそのデータをダウンロードすることで復元できます。

パソコンよりも簡単で、iCloudバックアップを設定すれば、自動でバックアップを定期的に取ってくれる一番簡単な方法です。

しかし無料のiCloudプランは5GBしかなく、バックアップを取るには足りないことが多いです。
その場合は、月額130円の50GBプランを契約することで解決します。

有料にはなってしまいますが、自動でバックアップを取り続けてくれるので、万が一、iPhoneを紛失したり、破損してしまったときでも、データだけはiCloud上に残るのでため、端末を無くしたり、壊れてしまったとしても、中身のデータだけはそっくりそのまま新しい端末に復元ができます。

このことを考えれば130円以上の価値は十分にあると思います。

あまりお金をかけたくないという方は、機種変更する月だけ契約して、データの移行を完了させてから解約するのも手です。

パソコンのiTunesを利用してバックアップする方法

「iTunesをインストールさせたパソコン」と「iPhone」をUSBケーブルで繋いでバックアップを取る方法です。

iCloudの容量が足りない方や、通信を使いたくない場合はこちらがおすすめです。

④「iPhoneを探す」を無効にする(アクティベーションロック解除)

iPhoneを初期化しようとするときにも聞かれますが、「iPhoneを探す」を無効にするのを忘れずに行いましょう。

「iPhoneを探す」には「アクティベーションロック」機能も含まれていて、有効になったままの端末をそのまま初期化してしまうと、
譲り受けたユーザーがそのまま使うことができなくなります。

ロックがかかった状態になり、「iPhoneを探す」でログインさせていたアカウントでログインしない限り使用することができません。

そのため、最低でも「iPhoneを探す」だけは手放す前に解除しておきましょう。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「Apple ID(自分の名前)」を選択
  3. 「iCloud」を選択
  4. 「iPhoneを探す」をオフに

⑤SIMロック解除

これは必ずというわけではありませんが、なるべく解除したほうが無難です。

SIMロックとは、端末を購入したキャリアのSIMカードでしか利用できなくなる機能で、docomoで購入したiPhoneならdocomoのSIMカードしか利用することができません。

ところがSIMロックを解除することもでき、解除手続きをすることで、他社のSIMカードや格安SIMを利用できるようになります。

Apple公式で購入したiPhoneの場合は、SIMフリーと呼ばれ、初めからどの会社のSIMカードでも自由に使うことができます。

売却する場合は、SIMフリー化の有無で金額が変わってくるので、機種変更する前に解除しておくことをおすすめします。

解除方法は、ドコモショップなどのキャリアショップでやってもらうこともできますし、自分でパソコンを利用して解除することもできます。

⑥ネットワーク利用制限の確認

ネットワーク利用制限とは、docomo、au、SoftBankなどのキャリアでスマートフォンの本体代金を分割払いにしていた場合に、その代金を滞ったり、そのスマートフォンが盗品だった場合に、キャリアから通信に制限がかけられてしまい、一切の通信ができなくなる状態のことを言います。

端末のネットワーク利用制限の状態は、端末の製造番号(IMEI)を専用ページで入力することにより調べる事ができます。

判定は「○」「△」「×」の3つ。

判定 状態
端末の代金が完済し、通信可能
問題なく使用できる
端末の残債が残っている
問題なく使用できるが、前持ち主が支払いを滞った場合に×になる可能性がある
× 端末の残債が支払われず、通信の制限がかけられて通信が使用できない状態(通称:赤ロム)

△の状態でも売却することはできますが、前持ち主が支払いを滞った場合に×になって通信できなくなる可能性があるため、買取を断られたり、安く買い叩かれる可能性が高いです。

残債が残っている場合は、残債分を全て支払えば判定が○に変わるので、手放す前に支払いましょう。
残債を支払っても、判定が△から○に変わらないこともありますが、キャリアのサポートに連絡するとすぐに変えてもらえます。

⑦LINEなどアプリの引継ぎ

LINEアプリなどの特定のアプリは、機種変更前にアプリの引継ぎ手続きが必要になります。

LINEの場合は、アプリの引継ぎ手続きから36時間以内に新しい端末側でLINEを登録する必要があります。

機種変更する当日に手続きするのがいいと思います。また機種変更したその日に古い機種を下取りに出すと万が一、アプリの引継ぎにトラブルがあった場合、大事なデータを失ってしまう可能性もあります。

下取りは後日でも出すことができるので、古い端末は新しい端末と一緒に持ち帰りゆっくりやるのがおすすめです。
古い端末ではモバイル通信ができなくなりますが、Wi-Fiでの通信はできます。

全てのデータ移行が終わったのを確認してから、下取りに出しましょう。

  1. 「LINE」アプリを開く
  2. 「設定」を開く
  3. 「アカウント引き継ぎ」を選択
  4. 「アカウント引き継ぎ」を有効にする
  5. 36時間以内に新しい端末側でログインする

⑧iCloudのサインアウト

最後の作業で初期化をすれば、iCloudからもサインアウトされますが、念のためにサインアウトしておきましょう。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「Apple ID(自分の名前)」を選択
  3. 「サインアウト」を選択

⑨初期化

ここまでの作業が問題なく終わり、データの移行まで間違いなく終わっているのを確認できたら、端末を初期化しましょう。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「リセット」を選択
  4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択

⑩端末を清掃する・付属品を整理する

これまでお世話になった端末ですし、手放す場合は次の方が使います。

またキレイにしたほうが査定額にも影響が出る可能性があるので、最後にキレイに清掃しましょう。

使用していたケースやフィルムを剥がし、本体全体をウエットティッシュや、クリーニングクロスでキレイに拭き、端子周りに埃やゴミが詰まっている場合は、端子周りを傷つけないように爪楊枝などで慎重に除去します。

そして付属品やパッケージがある場合は整理して片付けます。
キャリアの下取り以外で売却する場合は、付属品とパッケージの有無でも金額が変わってくるので、なるべく大切に保管しておくようにしましょう。

まとめ

  • データの移行、バックアップを行う
  • アクティベーションロック、ネットワーク利用制限の確認
  • SIMロック解除の手続きをする
  • 個人情報を完全に消去する
  • 端末を清掃・付属品をまとめる

以上、iPhoneを手放すときに必ずやったほうがいいことをまとめてみました。

iPhoneの中には大切な個人情報がたくさん含まれていますし、アクティベーションロックなど手放す前に確認しなければいけないこともあります。

ケン編集長
1つ1つしっかり確認しながら行うようにしましょう
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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。スマホはiPhone派。
家電やガジェットの比較やレビュー情報を主に発信しています!

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