2020年4月、ついに待望の新型「iPhone SE (第2世代)」が登場しました!
第1世代のiPhone SEのような4インチではなくなりましたが、「iPhone 8」を継承した4.7インチとホームボタンを採用しています。
そして「iPhone 8」から買い替えを考えている方も多いと思いますが、「iPhone 8」から「iPhone SE (第2世代)」に変えるとどんなメリットがあるのか、機能の違い、変化点をまとめてみました!
iPhone SE(第2世代) のiPhone 8からの変更点

デザインはiPhone 8とほとんど同じだが、Appleロゴが中央に移動




デザイン、サイズは、iPhone 8とほとんど同じになりますが、背面のリンゴマークがiPhone 11シリーズ同様に中央に移動しています。










本体カラーは「ブラック」「ホワイト」「(PRODUCT)RED」の3色。




iPhone 8でも「(PRODUCT)RED」はありましたが、最初のほうだけで、途中から販売終了してしまいました。
iPhone SEでは「(PRODUCT)RED」が復活したので、レッド好きな方にも朗報ですね。
「ホワイト」ですが、iPhone 8までのホワイト系のカラーの場合、画面のベゼル部分も白を採用していましたよね。
今度のiPhone SEでは「ホワイト」の場合でも、画面枠にブラックを採用していて、引き締まった感じになっています。
処理性能がUP(iPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップ)




コストと価格を抑えたiPhone SEですが、なんと最新のiPhon 11シリーズと同じ「A13 Bionic」チップを搭載しています!
iPhone 11 Proとも同じチップになるので、iPhone 8から買い替えると処理性能の大幅な向上が見込めます。
背景をぼかす「ポートレート撮影」ができるように(※人物のみ)
iPhone 8では背景をぼかして、被写体をくっきり写す「ポートレート撮影」はできませんでしたが、iPhone SEでは「A13 Bionic」パワーを利用してポートレート撮影ができるようになりました。
ただしiPhone 11 Proなどとは違い、人物のみ対象となるので、物とかには使えません。
nano-SIMとeSIMの「デュアルSIM」に
従来の「nano-SIM」と新たに追加された「eSIM」を加えたデュアルSIMとなります。
「nano-SIM」は物理的なSIMカードで、通信会社と契約したカードを端末に挿入すると通信できる仕組み。
今度の新たに追加された「eSIM」は、物理的なSIMカードを使わず、本体内にSIM情報を書き込むことで通信できるため、物理的なSIMカードを抜き差しする必要がない新しいSIM規格です。
そしてiPhone SEは、「nano-SIM」と「eSIM」をどちらも搭載したデュアルSIMになり、「nano-SIM」と「eSIM」両方どちらも利用することが可能。
電話は「nano-SIM」で契約した通信、データ通信は「eSIM」なんてことができちゃいます!
Wi-Fi 6でWi-Fi通信が高速化




新型iPhone SEは、iPhone 11シリーズと同じ次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」に対応しています。
Wi-Fi 6は、Wi-Fi 6に対応したWi-Fiルーターと組み合わせることで、通信速度の向上や、Wi-Fi利用での電力消費が少なくできてスマートフォン本体のバッテリーを長持ちさせる効果が期待できます。




3D Touchがなくなっている
iPhone 6sから搭載された「3D Touch」
画面を強く押すことで反応が変わり、ブラウザのプレビューを覗いたりすることができる機能です。
しかし「iPhone XR」や2019年のiPhone 11シリーズでは、3D Touchは搭載されず、現行機種では廃止され、「iPhone SE」でも3D Touchは非搭載です。
代わりに、画面の長押しで同等の機能が使える「触覚タッチ」という機能が搭載。
完全な代わりとまでは言えませんが、僕としては「触覚タッチ」でもそこまでなくても困らないレベルなので、あまり気にしなくてもいいと思います。
その他はiPhone 8からあまり変わらない
「Apple Pay」「ワイヤレス充電」「急速充電」などのiPhone 8でお馴染みの機能は「iPhone SE (2020)」でも継続採用されています。
また顔認証の「Face ID」ではなく、指紋認証の「Touch ID」を継続採用しているのもポイント!
風邪や花粉症の時期になるとマスクを着用することが多くなりますが、マスクで顔が隠れていると「Face ID」は使えなくなるので、時期によっては「Touch ID」のほうが便利だったりするんですよね。






先代iPhone SEからの乗り換えもおすすめ!




先代のiPhone SEは、4インチディスプレイを採用したかなりコンパクトなボディで、今でも根強いファンが多い機種でした。
残念ながらiPhone SE(2020)では、4インチではなく、4.7インチにサイズアップしてしまいましたが、それでも現行iPhoneの中では最もコンパクトなiPhoneです。
先代のiPhone SEにはなかった「Apple Pay」や「耐水性能」もあるので、使いやすくなる部分も多いので、変えるメリットはかなりあると思います!
まとめ
- 「A13 Bionic」搭載で処理性能がUP
- 背景をぼかす「ポートレート撮影」ができるように
- Touch ID継続採用
- nano-SIMとeSIMの「デュアルSIM」に
- Wi-Fi 6でWi-Fi通信が高速化
- 3D Touchがなくなっている
見た目はiPhone 8とほとんど変わりませんが、iPhone 11 Proと同じ「A13 Bionic」搭載しているのにも関わらず、値段は税抜き5万円以下で買える価格に衝撃を受けました。
ここ最近の10万円を超える価格に疑問を感じるようになってきたのですが、この価格帯なら購入しやすくていいですよね。
また廉価モデルだからと「Apple Pay」や「耐水性能」など生活に便利な機能は省かれていないので、まったく問題なく使うことができる機種です。





