確定申告というと、会計ソフトがWindows専用のものが多かったりと、Macでもできるのか気になりますよね。
結論から言うと、
Macでも確定申告はできます!
そこで今回は、Macでも確定申告するときに必用な道具をまとめてみたので、困っている方の参考になればと思います。
目次
必用なもの
- 確定申告ソフト(会計ソフト)
- プリンター(できればスキャナー付きの複合機)
- カードリーダー(※一部の方)
Macで確定申告する場合、上記のものが必用になります。
方法によっては上記のものを一切使わなくても確定申告はできるのですが、作業量や労力の負担を大幅に減少させることができるので用意したほうが絶対にいいです。
①会計ソフト
Macは確定申告ソフトが少ない
必須ではありませんが、会計ソフトを使うことで、簿記の知識がない方でも確定申告をスムーズに行うことができますし、帳簿などの書類を簡単に作成できます。
ところがインストールタイプのソフトは、Windows専用なことが多く、Macに対応したソフトが少ないのです。
クラウド会計サービスならMacでも利用できる!
- マネーフォワード クラウド確定申告
- やよいの青色申告オンライン
- freee(フリー)
インストールタイプの会計ソフトはMacに対応したものが少ないのですが、インストール不用のクラウドタイプのものならMacでも使えます。
ソフトをインストールする必要がなくウェブブラウザで利用できるのでMacでも利用できるんです。
また対応した銀行口座やクレジットカードを登録すると、自動的に仕分けしてくれるので、確定申告の手間を大幅に減少させることができます。
「マネーフォワード クラウド確定申告」がおすすめの理由
僕は「マネーフォワード クラウド確定申告」を使いました。
- クラウドで連携できる銀行口座、クレジットカードの種類が多い
- 年間プランを契約するとマニュアル本が無料でもらえる
理由は、対応したクラウドで連携できる銀行口座、クレジットカードの種類が多いのと、年間プランを契約するとマニュアル本が無料でもらえるからです。
クラウド会計の最大の特徴と言える、銀行口座、クレジットカードとの自動連携ですが、自分の使っているところが対応していなかったら意味がありません。
そして「マネーフォワード クラウド確定申告」は対応する銀行、クレジットカードが多いのです。
また会計ソフトを使ったからといっても、会計ソフトの操作に慣れないといけませんし、多少なりと簿記の知識がないと混乱します。
「マネーフォワード クラウド確定申告」は公式ガイド本が無料でもらえて、それを読みながら行ったら会計知識のない僕でも無事に行うことができました。

ただのソフトの使い方だけでなく、確定申告の基礎知識も学べる本です!
②プリンター
「e-Taxなら印刷する必要はないかな?」と思っていたのですが、帳簿や明細書は書類として5~7年間保管しないといけない決まりになっています。
もしかしたらデータでの保管でもいいのかもしれませんが、紙ベースとデータで別々にすると複雑になってわかりにくくなってしまうので、紙ベースでの保管をおすすめします。
そしてコンビニなどのプリンターでも印刷をすることはできますが、その都度コンビニ行くのは大変ですし、枚数も多いのでプリンターはほぼ必須と言えます。
スキャナー付きの複合機がおすすめ
スキャナー機能を持たないプリンターは安価で購入できますが、確定申告をする場合はスキャナー機能付きのプリンター(複合機)をおすすめします。
領収書などをコピーしたりスキャンするときに使えますし、身分証明書などの証明書をコピーすることもあるので、スキャナー機能は重宝します。
マイナンバーカード・カードリーダー(e-Taxの場合)
僕は使いませんでしたが、e-Taxの場合はマイナンバーカードとカードリーダーが必要になります。直接会場に足を運んで確定申告する場合や、書面を郵送して確定申告する場合は用意する必要はありません。
「ID・パスワード方式」のe-Taxの場合も不用
最近では、マイナンバーカード・カードリーダーを使わなくても確定申告ができる「ID・パスワード方式」のe-Taxもあります。
専用のIDとパスワードを税務署で発行してもらい、e-Taxのウェブページにて入力することでインターネットやスマートフォンからでも確定申告ができるようになります。
まだ登場したばかりの方式ですが、今後はこっちのタイプが主流になっていくんじゃないかと思います。
まとめ
- 会計ソフトはクラウド会計を使おう
- スキャナー付きのプリンターがおすすめ
- カードリーダーは必須ではない
実際にMacBookで確定申告しましたが、「マネーフォワード クラウド確定申告」のお陰でMacでもスムーズに終えることができました。
昔は確定申告はWindows一択だったようですが、最近ではクラウドタイプの会計ソフトも充実してきたのでMacでも問題なく行えます。