家電のリモコンを登録することで、スマートフォンや、タブレットでリモコン操作ができるようになったり、Amazon Echoなどのスマートスピーカーと連動させることで声で家電を操ることができる「スマートリモコン」
そしてそんなスマートリモコンで、1位、2位を争うほど人気なのが、「SwitchBot Hub mini」と「Nature Remo」の2つ。
今回は「SwitchBot Hub mini」と「Nature Remo」の比較と、どちらがおすすめなのかをまとめてみました!
目次
「SwitchBot Hub mini」と「Nature Remo」を比較

センサー比較
SwitchBot Hub mini | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2 | |
---|---|---|---|
温度計 | 別売り | ○ | ○ |
湿度計 | 別売り | ○ | × |
照度センサー | × | ○ | × |
人感センサー | × | ○ | × |
GPSでのプログラム | × | ○ | ○ |
内蔵されているセンサーが大きく異なります。
Nature Remoの2機種には温度計が搭載されているので、部屋の温度を確認したり、指定した温度になると自動でエアコンの操作をしたりなんてことができますが、SwitchBot Hub miniで同じことをする場合は、別売りの「SwitchBot 温湿度計」が必要になります。
Nature Remo 3には、温湿度計の他に、照度センサーや人感センサーがあり、「部屋が暗くなったら照明をつける」「部屋から人が一定時間いなくなったらテレビを消す」などといった高度なことが可能です。
スマートスピーカー、外部プログラム対応

SwitchBot Hub mini | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2 | |
---|---|---|---|
Amazon Alexa | ○ | ○ | ○ |
Google Home | ○ | ○ | ○ |
Siri | ○ | ○ | ○ |
IFTTT | ○ | ○ | ○ |
Amazon Echoなどのスマートスピーカーとの連携はどの機種も対応。
「アレクサ、電気をつけて」など、声だけで家電を操作することができるので、家事などで手が離せないときに重宝します!
オプション周辺機器

SwitchBot Hub mini | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2 | |
---|---|---|---|
指ロボット | ○ (別売り) | × | × |
カーテンロボット | ○ (別売り) | ○ (別売り) | × |
周辺機器で、リモコン以外の操作もできるようになります。
SwitchBot miniの最大の特徴でもある「指ロボット」物理ボタンを押すことができる装置で、例えばお風呂の湯沸かしボタンなどに取り付けることで、何でもスマート家電化することができちゃうんです。
またカーテンロボットは、名前の通りカーテンを自動で開閉してくれる装置で、設定した時間にカーテンを開閉したり、アプリから開閉指示を出すことができます。
価格・電源アダプターの有無

SwitchBot Hub mini | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2 | |
---|---|---|---|
価格(税込) | 3,980円 | 9,980円 | 6,980円 |
電源アダプター付属 | × | ○ | × |
価格は、SwitchBotが断トツで安いのですが、温度計などのセンサーが搭載されていないので、必要な場合は、別途周辺機器を買い足す必要があります。
またNature Remoには電源アダプターが付属されますが、SwitchBot Hub miniとNature Remo miniには電源アダプターが付属されないため、別途USBのACアダプターを購入する必要があります。こちらはスマートフォンなどの充電器でも代用できるはずです。
アプリの使いやすさ

まずアプリのトップ画面。操作したい家電を選ぶ画面でもあります。
どちらもスッキリして見やすいですか、Nature Remoのほうは現在起動している画面のアイコンの周りが光ってわかりやすいです。

続いて、エアコン操作画面。
どちらのスマートリモコンにもプリセットがあり、登録したい家電のボタンを1つ押すだけで、自動でリモコンのボタンを一式登録してくれます。
標準のリモコンに近いのは、SwitchBotの方ですね。Nature Remoは未来的なデザインで、内蔵している温湿度計で得た温湿度も表示してくれます。(※Nature Remo miniは温度のみ)

最後はテレビの操作画面。
テレビはSwitchBotは必要最低限のボタンだけしか登録されなかったので、後から必要なボタンを手動で一つ一つ登録する必要があります。
反対にNature Remoのほうでは、テレビのリモコンと同じくらいボタンが充実していて、プリセットのボタンだけでほとんどの操作ができてしまいます。

アプリの使いやすさはNature Remoに軍杯が上がります!
SwitchBot Hub miniがおすすめの方

- リモコンだけを安価に利用したい
- 指ロボットを使いたい
- 豊富なSwitchBotアクセサリーを利用したい
SwitchBotは、Nature Remoよりも安く購入できるので、あまりお金をかけずにスマートリモコンを使ってみたいという方にお勧めです。
ただしプリセットのリモコンはNature Remoのほうがわかりやすく簡単なので、自身のない方はNature Remoのほうが安心かもしれません。
あとSwitchBotは周辺機器が豊富なので、必要なものを買い足すことによって、指ロボットなど、より高度な使い方が可能になります。

指ボタンで給湯器の電源なども操作したい方は、SwitchBotをおすすめします!
Nature Remoがおすすめの方

- 難しい設定不要で、簡単に使いたい
- 温度計、湿度計をオプション品買わずに利用したい
- 照度センサー、時間センサーを利用したい
- GPSによるプログラムを利用したい
- シンプルで美しいUIがいい
Nature Remoは、使い方が非常にシンプルかつ、リモコンのプリセットも最初からかなりのボタン数が搭載されているので、初心者の方でも安心して使えます。
そして温度計などのセンサーが最初から搭載されているので、オプション品を買わなくても自動化機能がある程度使えます。

簡単に使えるのがいい方や、オプション品を買わなくてもある程度自動化したい方はNature Remoがおすすめです!
「Nature Remo」と「Nature Remo mini」はどっちがおすすめ?

Nature Remoにしようと決めたら、今度は「Nature Remo」と「Nature Remo mini」で迷う方も多いと思いますが、自動化をどこまでしたいかで選ぶといいと思います。
どちらの機種にも温度センサーは搭載されているので、部屋の温度によるエアコンの電源や温度変更の自動化はできますが、湿度や、部屋の明るさによる自動化は「Nature Remo」でしか行えません。
逆に、
- スマートリモコン機能
- エアコンの自動化
この機能だけしか使わないということなら、「Nature Remo mini」で十分満足できると思います!
まとめ
個人的には、UIが美しくてわかりやすいNature Remoの方が気に入っていますが、SwitchBotのほうが、指ロボットなどのオプションが豊富で、より高度なことを行うことができます。