仕事の関係や趣味で、iPhoneを2台使っている方もいると思います。
しかし2台も持ち歩くのは意外と面倒。
そこで、iPhoneを2台持ちのユーザーにおすすめの設定方法を紹介したいと思います。
これらの方法を使えば、2台持ち歩かなくても1台で2台分の電話番号を使ったり、様々なデータを共有して使うことができるようになります。
①同じiCloudアカウントでログイン
iPhone2台使う場合は、同じiCloudアカウントでログインするようにしましょう。
下記のデータなどが同期されるようになり、片方のiPhoneで入力したデータが、もう1台のiPhoneにも適用されたりできるようになります。
同期されるデータ
- カレンダー
- メール
- メッセージ
- リマインダー
- 電話帳
- 発着信履歴
- Safariのブックマーク
- キーチェーン(パスワード)
- 写真
- メモ
- iCloudドライブ
- iWork
ほとんどのデータが共有されますね!カレンダーの予定や、電話帳はかなり便利。
また有料アプリも、1台分の購入でどちらにもインストールすることができるので経済的です。
②転送電話を設定
もし持ち歩いていないほうのiPhoneに着信があっても、持ち歩いていなければ気づけませんし、電話に出ることはできませんよね。
そこで「転送電話」という機能を使ってみましょう。
持ち歩いかないほうのiPhoneに転送電話を設定し、そのiPhoneに着信が鳴った場合、自動でもう1台のiPhoneのほうに着信を転送してくれます。
これなら1台のiPhoneで2つの電話番号の着信に出ることができますよね。
注意点としては、着信を受け取れなかった場合、持ち歩いていたiPhoneの番号でかけ直すことしかできないため、相手には違うほうの電話番号で電話がかかってしまいます。
不思議がられた場合、事情を説明しましょう。
転送電話の使い方は、契約している通信会社の転送電話設定ダイヤルがあり、そこに電話をかけることで設定できます。
IP電話を利用する方法も(050から始まる電話番号)
転送電話の場合、もう1台の電話の着信は受け取れますが、その番号で電話をかけることはできません。
同じ電話番号でないと困るという場合は、「IP電話アプリ」を使うのも手です。
IP電話とは050から始まる電話番号で、LINEの通話みたいにインターネット回線を利用して通話ができるサービスです。
アカウントを作成し、ログインした端末であれば、どの端末からでも同じ番号で発着信を行うことができます。
2台のiPhoneの使いたいほうでログインすれば、同じ電話番号を共有して使うことができるので、2台で使う場合は転送電話よりも使い勝手がいいです。
③LINEはグループ機能を利用する
LINEは1つのアカウントを複数のスマートフォンでログインして使うことはできません。
しかし複数のスマートフォンから同じチャットを共有する裏技があるんです。
それは「グループ機能」を使う方法です。
2台のiPhoneそれぞれに別々のLINEアカウントを設定し、
- 1台目のLINEアカウント
- 2台目のLINEアカウント
- トーク相手
を含めたグループトークを開始します。
そうすると、相手側のLINEの発言が自分の2台のiPhoneどちらにも受信され、どちらのiPhoneから発言しても相手に届くようになります。
何人か集まっているグループトークが既にある場合は、自分のiPhone2台ともグループに入れてもらいましょう。
少しややこしくなるので、相手には事情を説明すれば大丈夫です。
まとめ
- 同じiCloudアカウントを使う
- 転送電話を使う
- LINEはグループ機能を使う
上記3つのことを利用することで、2台のiPhoneをほとんど同じ環境で使用することができます!
Androidの場合や、iPhoneとAndroidの異なる機種を一緒に使う場合でも、Googleのサービスなどを使うことで同じようなことができます。





